これでいいのだ。

晴れた日。

帰ってきた子供達と久しぶりに近所の公園へ。
夜。スポーツ少年団研修会。

…そういえば、あたしったら、少年団育成会長。(遠い目)
会議中も気になるのは家のことばかり。

みんなきちんとご飯食べてくれてるだろうか?
アリーナを出ると、あたりはもう真っ暗。

頑張ったわぁ、アタシ。と自らに声をかける。
三日月の周りを星がたくさんきらめいて、夜なのに眩しく感じた。


『ママー!何時に帰ってきますかー?』

自宅から電話が鳴り、ふと我に返った。

アタシには、
ぼんやり空を眺めているヒマなんてない。

待っててくれる人がいるうちは、早くおうちに帰ろう!


たまに欲しくなる
慌ただしさからの解放。

でもその慌ただしさがなくなった瞬間に寂しくなってしまうものなのかもしれない。

きっとそんなもの。

ないもの、ねだりなんだろうなぁ。
人生って。


きょうも終わっちゃった。

何が出来たかなぁ。アタシ。

答えが出せないことも多いけど、きっと今日もやれることはやったはず。

『少年団、ありがとうございましたー!』

子供たちがおかえりなさいの代わりに声かける。


これでいいのだ。これで。
今日も、かあさん、頑張ったと自分で思えたら、それで十分に違いない。


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